DHA・EPAとダイエット
DHA・EPAとダイエットの関係
DHAやEPAにはダイエット効果があります。
◆DHA・EPAのダイエット効果(脂肪燃焼)
DHAやEPAには、リパーゼを活性化して脂肪を分解する働きがあります。
分解された脂肪酸は筋肉のエネルギーとなりやすく、
効率的にダイエットすることができます。
そのうえ、DHA・EPAに含まれる必須アミノ酸である
ヒスチジンは食欲を抑えたり、内臓脂肪も減少させます。
また、EPAには痩せるホルモンといわれる「GLP-1」の分泌を促す事ができます。
GLP-1は小腸で作られる消化管ホルモンで、小腸の下部の細胞がから分泌されます。
GLP-1は糖の吸収を抑えたり、
インスリンの感受性を高めたりして、太りにくい体質にしてくれます。
このGLP-1は、EPAを1日当たり1000mgを
目安に摂ることで、ダイエット効果が期待できます。
このように、DHAやEPAはダイエットに必要な成分といえます。
◆DHA・EPAのダイエット効果(中性脂肪)
EPA、DHAは中性脂肪を減らしてくれます。
DHA・EPAは、以下のような働きがあります。
・中性脂肪の代謝促進
・中性脂肪の合成を抑制
・脂肪がより分解されるようになる
・肝臓から血液への中性脂肪の分泌を抑制
このなようなDHA・EPAの働きで、中性脂肪を減らしくれます。
また、DHA・EPAは、中性脂肪の値が適正値になると、
中性脂肪を維持する効果がでてくるようになります。
◆DHA・EPAのダイエット効果(褐色脂肪細胞)
脂肪細胞には、脂肪を貯蔵する白色脂肪細胞と、
脂肪を燃焼させる褐色脂肪細胞があります。
DHA・EPAなどの多価不飽和脂肪酸を摂取すると
褐色脂肪細胞が活性化されて、脂肪の燃焼が促進されます。
DHA・EPAを含有した油を投与した動物実験で、
内臓脂肪を調べたところ、褐色脂肪細胞のレセプターに作用し、
脂肪が燃焼されているという結果が出たそうです。
◆DHA・EPAのダイエット効果をさらに効果的にする組み合わせ
基本的な脂肪燃焼のメカニズムとして、
@ノルアドレナリンやアドレナリンなどのホルモンが分泌され、
脂肪分解酵素「リパーゼ」が活性化することで、
脂肪細胞から脂肪酸が血液中に飛び出します。
A分解された脂肪細胞から放出された
脂肪酸が筋肉細胞中のミトコンドリアに運ばれます。
B筋肉細胞中のミトコンドリアで、
脂肪酸⇒エネルギーへ変換されて燃焼されます。
DHA・EPAは以下の成分と併用することで、さらにダイエットは効率的になります。
ちなみに、( )内は上記のどの部分で効率的に働くか表しています。
・カフェイン(@)
・フォルスコリン(@)
・カテキン(@)
・共益リノール酸(@)
・カルニチン(A)
・コエンザイムQ10(B)